ダンスいろいろ

誰でも身体が感応する、好みの音楽を持っている。 様々なダンスの種類と起源を探ってみた。

*南米ラテン音楽の起源は、1920年代にキューバでアフリカ移民が持ってきたソンと呼ばれるサルサ

 の原型が流行して、その後マンボやチャチャチャへと進化して他の中南米国家に広まった。サルサは

 1959年のキューバ革命で国交が途絶えたNYにいたキューバ人たちが、新しいムーブメントを作った

 のが最初だそうだ。そのNYで作られたのがON2、そしてLAで作られたのがON1でサルサの8拍子の

 リズムで1拍目からか2拍目から入るかの違い。こちらでのレッスンは中高年はキューバンの輪に

なり次々とパートナーを変えていくカジノルエダか、リネアと呼ばれているLAスタイルのON1が主流。

*その他のラテン音楽といえば、キューバンルンバ、ドミニカ共和国のバチャタ・メレンゲ、コロンビアの

 クンビアなど陽気なメロディとリズムにウキウキするけれど、哀愁をおびたセンチメンタルな曲も沢山

 ある。こちらではバチャタもサルサと同じ位人気のダンスである。

*フラメンコはスペイン南部のアンダルシア地方に伝わる芸能で、歌、踊り、ギターの伴奏が主体と

  なっている。発祥に関してははっきりしない部分も多く、一説ではロマ族のヒターノ(ジプシー)と

  イベリア半島に住んでいたムーア人の2つのグループの協働で、もたらされたとされている。

  19世紀半ばにフランドル地方の音楽という 意味のフラメンコという名称が用いられるようになった。

  ギターも歌も踊りも即興で演じられることも多い。

*セビジャーナスはアンダルシアで歌い踊られている三拍子の民謡で、スペイン中部の

  代表的な民謡であるセギディージャがアンダルシアのセビーリアに伝わって変化した

  もの。形式や制限の ないフラメンコの中で、セビジャーナスだけは基本の構成があり

  通常4番までの構成で1番から4番までのステップと手の動きは決まっているので、

 それさえマスターすれば、どのセビジャーナスの曲がかかっても踊れる。男女に関係

 なくペアか皆で輪になって踊る。

*パソドブレ(Paso doble)は、スペイン闘牛フラメンコをイメージしたダンス競技ダンスではラテン

 ダンスに分類される。一般的にリーダー(男性)はマタドール闘牛士)、パートナー(女性)はカポ

 ーテ(闘牛に使われる赤いケープ)と、時には闘牛をイメージして踊られ、パソドブレだけは男性が

 主役のダンスである。

*タンゴ音楽の起源、一般的には、アフリカから来た黒人が持込んだカンドンベや、ヨーロッパから

 ハバネラ、そしてブラジルやキューバからも多くのリズムが入り、現地音楽と影響しあいミロンガ

   が生まれ、それがタンゴへと発展して行ったようである。ダンスに関しては、1880年代ブエノスア

   イレスは、新天地を求めて来た移民者がひしめき、雑然とした港町で様々な人種が共存している

 フラストレーションのはけ口として、男同士が酒場で荒々しく踊ったのが、タンゴの始まりで、その

  後娼婦を相手に踊るようになり、男女で踊るタンゴの原型が出来て、ブエノスアイレスやモンテビ

  デオの下層階級を中心に、日増しに人気を得て一般庶民に広まった。

*キソンバは1989年末から1990年初頭にかけて、アフリカのアンゴラで生まれた。センバブラジル

  のサンバの 前身)とフランス語圏西インド諸島の音楽であるズークの融合であり通常ポルトガル

  語で歌われ、アフリカリズムと融合した、ロマンティックなフローのある音楽のジャンルである。

  とてもセンシュアルなダンスで、特に上半身を密着させて踊る。現在ヨーロッパ主要都市では人気

  で、ダンス愛好者に急速に広まりつつある。

*モダンダンスはワルツ・スローフォックストロット・クィックステップ・コンチネンタルタンゴで源流は、

   ヨーロッパのクラシック音楽から宮廷舞踊の流れをくんで、モダンダンスとして一般に広まった。

   南米のラテンと比べると、発祥自体がヨーロッパの貴族階級からなので、アフリカから南米に連れ

   られた奴隷や移民・一般庶民から生まれた音楽やダンスとは明らかに異なっている。英国では 

   BallroomDance(舞踏室の踊り)と、呼ばれるように、男性は燕尾服に女性は裾の長いフリルいっ

   ぱいのお姫様ドレスだし、肌もラテンドレスのような露出は避けて、きわめて優雅に踊るのが基本だ。

*南米のラテンとはまた違う社交ダンスのラテンの部類はチャチャチャ・サンバ・ルンバ(ボレロ)・パソ

  ドブレ・ジャイブがある。もともとは南米発祥の個々のラテンダンスが変化して、競技用に取り組ま

  れたので、たとえ同じチャチャチャやサンバでも、実際に南米人が踊るスタイルと社交ダンスのラテ

  ンのスタイルには違いがある。

以上様々なダンスがありますが、基本的には「ダンスレッスン in Spain」では上記どのダンスでも

レッスンが受けられます。いずれにせよ、好きな音楽を聴いて、心を和ませるなり、リズム乗って

踊るなり、それで気分が良くなれば人生で音楽が与えてくれるものは決して少なくありません。